vol.70 : 2019/01

指導に対する私の拘り

2019年がスタートしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


毎年1月のコラムでは、新年の抱負として、私の指導に対する拘りについてお話しをさせていただきたいと思います。


今回は、私の指導に対する拘りとして、『出来るようになるポイントをしっかりと伝える』ということをお話しいたします。
私がサッカーの育成指導に携わるようになってから14年間、変わらず常に意識していることの一つです。


例えば、リフティングがうまく出来ない子供たちに、どうしたらリフティングがうまく出来るようになるか?を伝えるとき、ある指導場面では、漠然と「がんばれ」「自分で考えてやれ」などと言うアドバイスが聞こえてきます。
特に、最近は、子供たち自らに考えさせる指導と称して何でもかんでも「自分で考えて・・・」という伝え方をしている指導場面に遭遇します。
それは、ある程度の技術が身についた子供たちに対して、自ら考えて練習に取り組ませるのであれば良い指導方法であると思いますが、まだ、きちんとした技術が身についていない子供たちに対して、ただ、漠然と「がんばれ」や「自分で考えろ」と伝えても、何をどのようにがんばればうまく出来るようになるのかわからず、いくら繰り返したところで子供たちの成長は得られないと思います。


指導者は、子供たちに対してどのようにすればうまく出来るようになるのか、そのために必要なポイントをしっかりと伝えなくてはいけません。自ら考えさせながら行う練習は大切ですが、ひとつの動作がうまく出来るようになるためのポイントは、指導者としてしっかりと伝えなくてはならないと思います。
ここでいうポイントとは、その動作がうまく出来るようになるためのコツです。コツを子供たちが理解をしたうえで練習をするのとしないのとでは、技術が身につくまでのスピードには大きな差がでてきます。


子供たちは、一人ひとり、身体のつくりや可動域が異なります。また、性格や特徴も異なりますので、指導者は常にアンテナをはり、どのようなポイント(コツ)を伝えて指導していくべきかを意識することが必要不可欠です。
そして、一人ひとりをしっかりと理解したうえで、より的確なポイント(コツ)をアドバイスすることが大切であると考えます。


子供たちは、「できた」を実感した時に一番喜びを感じ、それが自信へとつながります。その自信が次のチャレンジに繋がり、楽しみながらしっかりとした技術を身に付けることが出来るようになるのだと考えます。


コナミスポーツクラブのサッカースクールでは、一人ひとりの子供たちにポイント(コツ)をしっかりと伝え、「できた」を実感し喜びを感じながら、しっかりとした技術を身に付けることが出来るように、これからも指導を行ってまいります。

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